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今に気づき、今を満たす

年間行事 令和六年度法要予定

修正会   1月1日

御忌会      2月18日(日) 午前10時より 

春彼岸会  3月20日(お中日)午前10時より 

盆施餓鬼会 7月27日(土)・ 28日(日)午前9時より 

秋彼岸会  9月22日(お中日) 午前10時より

十夜法会  11月11日(月) 朝6時より 

仏名会   12月1日より30日迄 

​※本年度はコロナの状況により、時間の変更や参拝中止等の措置を取ることがあります。どうぞご理解の程、宜しくお願いいたします。

​※その他、ヨーガ、マインドフルネス、瞑想イベント等を随時開催しております。詳しくはお知らせ(ブログページ)をご参照ください。

弘誓院由来

 当山、弘誓院は、延徳二年、一四九〇年に松平親忠公(徳川家康公の五代前の松平家当主)により建立された浄土宗の寺院です。

 開山住職は讃蓮社聞誉秀公上人、岡崎大樹寺の開山上人である勢誉愚底上人(のち総本山知恩院門主)の弟子であった人物と伝えられています。

 境内には開山にあたって大きな力となった松平親忠公の墓もあり、開基以来、三河松平氏ひいては徳川家と深い関係を持っていました。寺紋には橘紋のほか、三つ葉葵の紋も使われています。境内やお仏像の詳しい歴史やいわれを知りたい方は是非「境内とお仏像のご紹介」をご覧ください。

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弘誓院由来
年間行事
若和尚からのメッセージ

若和尚からのメッセージ

今に気づき、今を満たす「お念仏」

 

弘誓院は浄土宗のお寺です。浄土宗というと「南無阿弥陀仏」と声に出して唱える「お念仏」が最も大切な行となります。当寺では開基以来、五百有余年のながきにわたり、この「お念仏」で人々の安寧を祈り、亡き人びとの供養をなし、人々のさまざまな憂いや悲しみ、苦しみ、また願いに寄り添ってまいりました。

今、時代は二十一世紀に入り、既存のさまざまな価値が揺らいでいく時代となっております。明日の命をもしれない戦国の世、太平の中に多くの苦難を嘗めた江戸時代、変革の明治、そしてつかの間の平和と二度の大戦を経験した激動の大正、昭和、そして発展と挫折の平成、時代はめまぐるしく変わっていきました。そして現在、戦後七十年の平和を享受し、物質的な豊かさが極限まで実現されたこの時代、人々はようやく本当の豊かさとは何か、本当の幸せとは何かということにおぼろげながら思い至るようになってきているように思います。衣食住足り、何不自由ない生活を送る中で、それでもふと不安になったり、何かを求めたり、幸せを感じられない、そんな思いを多くの人が抱いているように思います。

私はこんな時代だからこそ、仏教というのは求められ、広がっていくべきだと思います。

念仏の「念」という字はもともと古代インドの言葉である「sati」という語の訳でした(英語では「Mindfulness」)。その意味は「気づく」あるいは「心を満たす」というものです。そうやってもう一度「念」という漢字を眺めてみますと、はたせるかな、そこには「今」と「心」という文字がちゃんと入っています。つまり「念仏」というのは自分の今の心を仏さまで満たす、あるいはもっと現代的に言えば「今、この瞬間に目覚め、心を今、この瞬間に満たす」ということになります。こうして人は過去を悔やんだり、未来を憂うことがなくなり、今この瞬間に最高の幸せ=「極楽」を味わうことができるのです。どうぞ、みなさん、いまこの時を生きる実践を一緒に勤めてまいりましょう。

~若和尚が一番大切にしている今を生きるためのお経~

  「日日是好日経」

過ぎ去れりを追うことなかれ

いまだ来らざるを念うことなかれ

過去、そはすでに捨てられたり

未来、そはいまだ到らざるなり

さればただ現在するところのものを

その場その場でよく観察すべし

揺らぐことなく、動ずることなく

そを見きわめ、そを実践すべし

ただ今日作すべきことを熱心になせ

たれか明日死のあることをしらんや

まことにかの死の大軍と逢わずというは、あることなし

よくかくのごとく見きわめたるものは

心をこめ、昼夜怠ることなく実践せよ

かような者こそ、日々を好き日となす賢者であると

心しずまれる聖者はいうなり

『日日是好日経』(中部経典131 Bhaddekaratta sutta) (拙訳)

アクセス

アクセス

あんにょうざん ぐぜいいん

安養山   弘誓院   Annyozan Guzeiin

〒470-0364 愛知県豊田市加納町寺山8番地

tel: 0565-45-0259
mail: guzeiin.toyota@gmail.com

担当: 秋田 尚文

        (あきた しょうもん/Shomon Akita)

《お車でお越しの方》

猿投グリーンロード加納 IC 出口左手すぐ。

猿投温泉の看板の裏手に境内の墓地が見えま す。

ナビですと有料道路グリーンロード上に出てしまうことがあります。名古屋方面からお越しの方はグリーンロードを加納インターで降りてください。また東海環状自動車道をご利用の際は豊田藤岡インターで降りていただき、地道をご利用ください。

《公共交通機関をご利用の方》

とよたおいでんバス「加納末石」下車、徒歩十分。

名鉄「浄水駅」、愛知環状鉄道「四郷駅」、リニモ「八 草駅」からタクシー利用で10~15分

※タクシーはお一人で利用されると2500~3000円ほどかかりますので、乗り合いをお勧め致します。

ご参考までに名鉄タクシーの配車用電話番号を掲載しておきます。
0565 32 1541

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猿投グリーンロード加納出口からの眺めです。

赤い看板の道を上がって境内にお入りください。

駐車スペースは十分にございます。

お好きな場所にご駐車ください。

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​弘誓院までの道のり

~歩く瞑想の実践~

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