
今より約1400年前に聖徳太子さまの弟君、麻呂古王によって創建された當麻寺。
奈良時代には当地でご修行なされた藤原家の中将姫が、生きながら極楽浄土を見、一夜にして當麻曼荼羅を織られました。やがてその伝説が広がり、当地は極楽往生を願う者たちの聖地となり、南北朝時代には知恩院住職が極楽往生を遂げる地として往生院(奥院)が建立されました。かの中将姫さまは、旧暦3月14日、二十五菩薩のお迎えを受け、現身のまま、阿弥陀如来さまの極楽浄土へ迎えられたと伝わっております。それに因んで行われるのが「来迎会」です。境内に来迎橋がかけられ、きらびやかな衣装・面をつけた二十五菩薩が、現世に里帰りした中将姫を迎えて、阿弥陀さまの待つ極楽へ導いていく様子が再現されます。日程等詳しくはチラシをご参照ください。申込は弘誓院まで、お願い致します。(御檀家さん以外の方もご参加いただけます。ただし先着順になりますのでご注意下さい)
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